WIRED日本語版

f:id:scrapand:20070512134538j:image:w240

 知る人ぞ知るデジタル時代のライフスタイルマガジン(のようなもの)。

 多分、1994年の創刊号から1998年の休刊号まで全部あったはず。

 前述したように、この頃の自分は「先端技術に興味があるホンモノのプログラマ」を志向していたので、当然ながらコレも読んで「これからはオレ達の時代だ!」とか割といい気になってました。まあ、実際にはそんなことなかったんだけどな!(ドクロ)

 今となっては、山形浩生氏のエッセイだけが記憶に残っています。あと爆笑問題の日本原論。どっちも本家とは関係ないコンテンツですが。

捨てる理由:

f:id:scrapand:20070512133503j:image:w240

 デザインが先鋭的な本なので本棚を飾るインテリアとしては今でもイケてると思うのですが、量を減らさないといけないので。

 さようならいい気になってたあの頃の自分。

月刊ドクター・ドブス・ジャーナル日本語版

f:id:scrapand:20070512133412j:image:w240

 自己紹介をかねて、最初の捨て物件はこれ。1999年まで翔泳社より発行されていた、「プロフェッショナルのためのプログラミング技術誌」です。

 最終的に保存していたのは1年半分ほどですが、確か創刊から休刊までずっと買ってたと思います。

 本の内容は宣伝文句に違わずかなり専門的で、正直なところ記事の半分もマトモに理解できていなかった記憶があるのですが、当時勤めていたソフトウェア会社がどっちかというと技術よりも努力と根性で乗り切れなタイプの体育会系な雰囲気のところだったため、「オレは最新の技術を知っている、本当のプログラマなんだよ!」と周囲にアピールするため(および、そういう自己暗示をかけるため)に頑張って読んでたような気がします。

 時期的にも、ちょうどJavaとかCORBAとかで分散ネットワークプログラミングだ! とか、UMLでオブジェクト指向設計がイケてる! みたいな「新しい」モノがどんどん出回りつつあった頃でした。この業界にいることそのものが一番面白かった時期だったのかも知れません(今は?)。

捨てる理由:

f:id:scrapand:20070512133424j:image:h240

 当時の気持ちを思い出すには良い本なのですが、さすがに今となっては不要なので。あと重い。

 それでこの雑誌、なんで休刊になっちゃったんでしたっけ。単に売れなかったから?