NHK教育放送アニメのコミック版

 そろそろこの辺から臭い本が出てきますよ!

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 NHK教育で放送されているアニメ番組のコミックを買い集めていた時期がありました。上のコミックはみんなNHK教育放送アニメのコミック版です。「YAT安心!宇宙旅行」「コレクターユイ」「カスミン」。どれも観てました。

 なんでこんなにNHK教育のアニメに入れ込んでいたのかと言う最大の理由は、要するに自分の実家はテレビ東京や関東キー局、独立U局といったオタク向けアニメをバンバン放送してくれる局のTV番組を全く観ることができない地域だったため、アニメ欲を発散させるためにNHK教育のアニメを観ざるを得なかったからです。

 当時アニメファンの間で話題だった「新世紀エヴァンゲリオン」の本放送が観られなかった時の悔しさったらなかったよ!(うるさいよ)

 とはいえこれらのアニメがつまらないかと言えばそんなことはなく、どれも面白かったです。「YAT安心!」第二期で丹下桜と椎名へきると若本規夫が夢の競演をしていたり、「コレクターユイ」のラスボスが初代iMacの化け物だったりしたのも、今となっては良い思い出です。

 コミック版の方も、どれもアニメのフレーバーを継承しており、「アニメのコミック版」として好ましい完成度でした。

捨てる理由:

 「アニメが好きだった記念」として買った意味合いが強いので、まあもう思い出の品としての役割は終えたと判断しました。

 NHKのことだから、またどっかで再放送してくれないかなー

gM

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 1998年頃にソフトバンクから出ていたゲーム雑誌。一般的なゲームの攻略記事ではなく、ゲームを中心とした「カルチャー」をフィーチャーしたような雑誌、というイメージがあります。要するにサブカル系雑誌ですね。

 メインライターとして、当時Webで人気を博していた「クソゲーハンター」阿部弘樹氏や多根清史氏といった名前が並んでおり、彼らの記事が読みたくて買ってました。でも何故か3号で終了。あまり売れるタイプの雑誌じゃないので仕方がないのかも。

 この雑誌の路線は「CONTINUE」に受け継がれ、現在に至ることとなります。

捨てる理由:

 多分もう読み返すことはないので。

 昔はアーケードを中心にゲームをやりまくっていた自分でしたけど、今ではすっかり枯れてしまい、金も時間もない現在ではDSで「世界樹の迷宮」を通勤電車の中で時折やってる程度です。キャラ絵の中ではメディック女子が大好きです(どうでもいい)。

COMIC GON!

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 サブカルというか悪趣味というか、とにかくそういうモノが大好きな人向けの雑誌「GON!」が作った、コミック版の「GON!」。

 印象に残っているのは第一号に掲載されていた「BOYS BE…」に出てくる不自然なパンチラシーンを実際に再現してみせた記事と、女子高生とモビルスーツが似ていることを指摘した記事、そしてジャンプ黄金時代の歴史をまとめた記事。

 というか、1号があまりに面白かったので、最後まで買っちゃった記憶があります。

捨てる理由:

 純粋に本棚スペース確保のため。資料的価値を考えると1号だけは保存しておくべきだったかな、とちょっと後悔してます。

 調べてみたら古本でも一冊300円くらいの価値はあるみたいなので、勿体ないことしたかなあー(´・ω・`)

WIRED日本語版

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 知る人ぞ知るデジタル時代のライフスタイルマガジン(のようなもの)。

 多分、1994年の創刊号から1998年の休刊号まで全部あったはず。

 前述したように、この頃の自分は「先端技術に興味があるホンモノのプログラマ」を志向していたので、当然ながらコレも読んで「これからはオレ達の時代だ!」とか割といい気になってました。まあ、実際にはそんなことなかったんだけどな!(ドクロ)

 今となっては、山形浩生氏のエッセイだけが記憶に残っています。あと爆笑問題の日本原論。どっちも本家とは関係ないコンテンツですが。

捨てる理由:

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 デザインが先鋭的な本なので本棚を飾るインテリアとしては今でもイケてると思うのですが、量を減らさないといけないので。

 さようならいい気になってたあの頃の自分。

月刊ドクター・ドブス・ジャーナル日本語版

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 自己紹介をかねて、最初の捨て物件はこれ。1999年まで翔泳社より発行されていた、「プロフェッショナルのためのプログラミング技術誌」です。

 最終的に保存していたのは1年半分ほどですが、確か創刊から休刊までずっと買ってたと思います。

 本の内容は宣伝文句に違わずかなり専門的で、正直なところ記事の半分もマトモに理解できていなかった記憶があるのですが、当時勤めていたソフトウェア会社がどっちかというと技術よりも努力と根性で乗り切れなタイプの体育会系な雰囲気のところだったため、「オレは最新の技術を知っている、本当のプログラマなんだよ!」と周囲にアピールするため(および、そういう自己暗示をかけるため)に頑張って読んでたような気がします。

 時期的にも、ちょうどJavaとかCORBAとかで分散ネットワークプログラミングだ! とか、UMLでオブジェクト指向設計がイケてる! みたいな「新しい」モノがどんどん出回りつつあった頃でした。この業界にいることそのものが一番面白かった時期だったのかも知れません(今は?)。

捨てる理由:

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 当時の気持ちを思い出すには良い本なのですが、さすがに今となっては不要なので。あと重い。

 それでこの雑誌、なんで休刊になっちゃったんでしたっけ。単に売れなかったから?